東北地方太平洋沖地震を詳しく調べていると,今回のマグニチュード9.0がモーメントマグニチュードで,兵庫県南部地震のマグニチュード7.3が気象庁マグニチュードだということに気づきました。
調べてみると,モーメントマグニチュードによる兵庫県南部地震のマグニチュードは6.9でした。
つまり,モーメントマグニチュードによる比較だと,今回の地震は兵庫県南部地震の約1400倍のエネルギーをもっていたことになります。
さらに恐ろしくなってきました。
モーメントマグニチュードど気象庁マグニチュードについて気になる方は,調べてみてください。
2011年3月14日月曜日
2011年3月13日日曜日
東北地方太平洋沖地震
大変な状況を引き起こしてしまった東北地方太平洋沖地震の報道を見ていると,心が痛まずにはいられません。
私も仕事場で,震度5強の揺れを体感し,地震の恐ろしさを身に染みました。
しかしそれ以上に,東北地方の状況は悲惨なものです。
奇しくも,1年ほど前に地震や津波に関する内容を,このブログにも記しておりましたが,言葉では表せない恐ろしいできごとが,現実に起こってしまいました。
さて,今回の地震のマグニチュードですが,当初は8.8と報告されていたものが,9.0へと修正されました。
マグニチュードは地震の規模を表す値で,地震が発生するエネルギーの大きさをE〔J〕,マグニチュードをMとすると,
log10E = 4.8 + 1.5M
という関係があります。
この式に,兵庫県南部地震のときのマグニチュード7.3も含めて,計算してみましょう。
・兵庫県南部地震:M7.3・・・E=5.6×1015
・東北地方太平洋沖地震:当初のM8.8・・・E=1.0×1018
・東北地方太平洋沖地震:修正後のM9.0・・・E=2.0×1018
当初,兵庫県南部地震の約180倍と報道されていたのは,5.6×1015÷1.0×1018 の計算によるものです。
しかし,M9.0に修正されたことで,M8.8のときの2倍,兵庫県南部地震からは355倍の地震の規模となりました。
考えるだけで恐ろしい数値です。
私も仕事場で,震度5強の揺れを体感し,地震の恐ろしさを身に染みました。
しかしそれ以上に,東北地方の状況は悲惨なものです。
奇しくも,1年ほど前に地震や津波に関する内容を,このブログにも記しておりましたが,言葉では表せない恐ろしいできごとが,現実に起こってしまいました。
さて,今回の地震のマグニチュードですが,当初は8.8と報告されていたものが,9.0へと修正されました。
マグニチュードは地震の規模を表す値で,地震が発生するエネルギーの大きさをE〔J〕,マグニチュードをMとすると,
log10E = 4.8 + 1.5M
という関係があります。
この式に,兵庫県南部地震のときのマグニチュード7.3も含めて,計算してみましょう。
・兵庫県南部地震:M7.3・・・E=5.6×1015
・東北地方太平洋沖地震:当初のM8.8・・・E=1.0×1018
・東北地方太平洋沖地震:修正後のM9.0・・・E=2.0×1018
当初,兵庫県南部地震の約180倍と報道されていたのは,5.6×1015÷1.0×1018 の計算によるものです。
しかし,M9.0に修正されたことで,M8.8のときの2倍,兵庫県南部地震からは355倍の地震の規模となりました。
考えるだけで恐ろしい数値です。
2011年3月1日火曜日
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