先週は金星と木星が接近する週でした。
そんな天体ショーがあることも忘れており,少し早めに帰った3月14日,夜8時半頃に家に向かって空を見ながら歩いていると,金星と木星が接近しており,大変驚きました。
接近していることに驚いたとともに,その2つの惑星があんなにも近づいて明るく輝き合っている光景というのは,言葉にできない美しさです。
天体ショーは,事前にいつ何が起こるというのがわかった上で見ることが多いのですが,事前知識のない状態で見かけると,より興奮するものだなと,改めて実感しました。
さて,26日は木星と金星の間に細い月がくるとのこと。
すでに知ってしまったので14日ほどの感動はないかもしれませんが,明るい天体が3つ並ぶ姿を目に焼き付けたいと思います。
2012年3月10日土曜日
顕微鏡
埼玉県の今年の公立高校入試の理科の問題で,出題ミスがありました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120306/CK2012030602000052.html
光学顕微鏡におけるプレパラートの移動の仕方の問題です。
一般的には上下左右が逆になるのですが,顕微鏡によっては左右が逆にならないものがあるとのこと。
そして,そのような顕微鏡を使用している埼玉の学校の先生から指摘があったようです。
教材やテストなどを作成する上では,よく使用する問題ですが,その教材やテストの使用現場によっては,出題の有無に注意が必要ですね。
条件設定でカバーするのか,そもそも出題するのをやめるのか,もしくはそのような事実も踏まえた上で出題するのか。
求められる現場によって要望が違うので,改めて出題すべきかどうかの有無を考えさせられます。
ところで,「上下左右が逆」ということばをよく使いますが,この「上下」ということばに多少違和感を覚えます。
紙面上に図を書いたときは「上下」ですが,実際に接眼レンズを覗いているときは,「前後」のほうが適切なような気がしなくもありません。
上下というと,鉛直方向に対して上か下かという印象になり,そうなると事実と変わってしまいます。
資料集などを見ていると,「前後左右が逆」という表記のものもあるので,そのような資料集では「上下」に違和感を覚えているのかもしれません。(想像ですが・・・)
さて,公立高校入試が全国で行われていますが,今年はなかなか分析する時間がとれません。
改訂期ということで,現在は夏休み教材の制作で手一杯です。
何とか時間をつくって,各都道府県の入試をじっくり見たいものです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120306/CK2012030602000052.html
光学顕微鏡におけるプレパラートの移動の仕方の問題です。
一般的には上下左右が逆になるのですが,顕微鏡によっては左右が逆にならないものがあるとのこと。
そして,そのような顕微鏡を使用している埼玉の学校の先生から指摘があったようです。
教材やテストなどを作成する上では,よく使用する問題ですが,その教材やテストの使用現場によっては,出題の有無に注意が必要ですね。
条件設定でカバーするのか,そもそも出題するのをやめるのか,もしくはそのような事実も踏まえた上で出題するのか。
求められる現場によって要望が違うので,改めて出題すべきかどうかの有無を考えさせられます。
ところで,「上下左右が逆」ということばをよく使いますが,この「上下」ということばに多少違和感を覚えます。
紙面上に図を書いたときは「上下」ですが,実際に接眼レンズを覗いているときは,「前後」のほうが適切なような気がしなくもありません。
上下というと,鉛直方向に対して上か下かという印象になり,そうなると事実と変わってしまいます。
資料集などを見ていると,「前後左右が逆」という表記のものもあるので,そのような資料集では「上下」に違和感を覚えているのかもしれません。(想像ですが・・・)
さて,公立高校入試が全国で行われていますが,今年はなかなか分析する時間がとれません。
改訂期ということで,現在は夏休み教材の制作で手一杯です。
何とか時間をつくって,各都道府県の入試をじっくり見たいものです。
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