編集の仕事をしていると,漢字の読みを気にすることが多くなります。
最近気になったのが「現場」の読みです。
昨日,泣き止まない子どもを抱っこしながらあやしつつ,相棒3の再放送を見ていました。
すると,杉下右京が「げんじょう」と発言しました。
そしてそのすぐあとの場面で,亀山薫が「げんば」と発言しました。
辞書で調べてみると,「げんじょう」でも「げんば」でもどちらでもよいようです。
しかし,なぜ杉下右京は「げんじょう」で,亀山薫は「げんば」だったのでしょうか。
理由がまったくわかりません。知っている方がいらしたら教えてください。
そういえば,昨年末のM1グランプリのピースのネタの中で,「雰囲気」を「ふいんき」という人がいるよねという話をしていました。
わたしは正しく「ふんいき」と言うタイプなので問題ないのですが,「ふいんき」としゃべるタイプの方は,ルビを振るときに間違えないように気をつけていただきたいものです。
まあ,10年仕事をしてきて「雰囲気」にルビを振る機会はなかったので,理科の仕事で出会う機会は少ないのでしょうが・・・。
しかしながら,「一段落」を「ひとだんらく」と読む人が多いのも,個人的には気になります。
正しくは「いちだんらく」です。
テレビを見ていると,ナレーションで「ひとだんらく」という人がときどきいるので,読むことがプロの方の中にも,間違って覚えてしまっていることが多い言葉なのかもしれません。
そういえば,「ひと段落」と書かれた書類を見たことがあるのですが,漢字のままであれば何も問題ないのに,どうしてひらがなで「ひと」としてしまったのか・・・。
いずれにしても,ルビや読みには,気をつけたいものです。
2011年1月18日火曜日
Wordで原稿執筆05:オートシェイプによる文字のズレ
久しぶりにWord操作について投稿です。
Wordで原稿を書く際に,オートシェイプなどの画像を文章中に置くことがあると思います。
特に理科教材では図版が多いので,図版を置く位置を示すために,四角いオートシェイプを置くことがあります。
オートシェイプに限らず,画像やテキストボックスを置く位置によっては,意図せずに文章がずれていってしまうことがあります。
原稿とはいえ,字詰め行数をきれいにしたい人にとっては,これはすごく気持ちが悪い状況かと思います。
そんなとき,オートシェイプや画像,テキストボックスなどの書籍設定を変更することによって,この微妙にずれてしまう現象を回避することができます。
1.右クリックで「オートシェイプの書式設定」を開く。
2.「レイアウト」タブの中の,「詳細設定」を開く。
3.「アンカーを段落に固定する」にチェックを入れる。
これだけで,文字のズレがなくなります。
気になる方は試してみてください。
Wordで原稿を書く際に,オートシェイプなどの画像を文章中に置くことがあると思います。
特に理科教材では図版が多いので,図版を置く位置を示すために,四角いオートシェイプを置くことがあります。
オートシェイプに限らず,画像やテキストボックスを置く位置によっては,意図せずに文章がずれていってしまうことがあります。
原稿とはいえ,字詰め行数をきれいにしたい人にとっては,これはすごく気持ちが悪い状況かと思います。
そんなとき,オートシェイプや画像,テキストボックスなどの書籍設定を変更することによって,この微妙にずれてしまう現象を回避することができます。
1.右クリックで「オートシェイプの書式設定」を開く。
2.「レイアウト」タブの中の,「詳細設定」を開く。
3.「アンカーを段落に固定する」にチェックを入れる。
これだけで,文字のズレがなくなります。
気になる方は試してみてください。
2011年1月17日月曜日
センター試験
センター試験が終わりました。
今は小中学教材製作が主な仕事なので,仕事上では直接の影響はありません。
しかし,学習指導要領の改訂で,高校内容から中学へ降りてきた内容が多々あります。
そのような内容の問題を作成するにあたり,センター試験も参考になります。
特に,理科総合Aや理科総合Bなどは,一部の都道府県の公立高校入試問題で出されている,分野をまたいで総合的に考えさせる問題などを作成するのに,参考になるかもしれません。
高校の教材編集をやっていない方も,理科総合AとBの問題をちょっと解いてみると,いろいろと作問の幅が広がるかもしれません。
今は小中学教材製作が主な仕事なので,仕事上では直接の影響はありません。
しかし,学習指導要領の改訂で,高校内容から中学へ降りてきた内容が多々あります。
そのような内容の問題を作成するにあたり,センター試験も参考になります。
特に,理科総合Aや理科総合Bなどは,一部の都道府県の公立高校入試問題で出されている,分野をまたいで総合的に考えさせる問題などを作成するのに,参考になるかもしれません。
高校の教材編集をやっていない方も,理科総合AとBの問題をちょっと解いてみると,いろいろと作問の幅が広がるかもしれません。
2011年1月16日日曜日
平年
天気予報などで,ときどき「平年並み」という言葉を聞くと思います。
このときの「平年」とは,気象庁では30年間の平均値を用いているのですが,この30年間とは,西暦年の1の位の数が1になるときに更新されます。
つまり,2011年である今年,10年振りに更新され,1981年~2010年までの平均値がこれから(4月から)用いられることになります。
言い換えれば,昨年までは1971年~2000年までの平均値を「平年」と言っていたということになります。
この影響はかなり大きく,たとえば昨年までは「平年より気温が高い」と言っていたところが,過去10年が平年より高かったのであれば,昨年と同じ気温であったとしても,今年からは「平年並み」になるということです。
教材作成にはあまり影響はありませんが,知っていると損はないかもしれません。
このときの「平年」とは,気象庁では30年間の平均値を用いているのですが,この30年間とは,西暦年の1の位の数が1になるときに更新されます。
つまり,2011年である今年,10年振りに更新され,1981年~2010年までの平均値がこれから(4月から)用いられることになります。
言い換えれば,昨年までは1971年~2000年までの平均値を「平年」と言っていたということになります。
この影響はかなり大きく,たとえば昨年までは「平年より気温が高い」と言っていたところが,過去10年が平年より高かったのであれば,昨年と同じ気温であったとしても,今年からは「平年並み」になるということです。
教材作成にはあまり影響はありませんが,知っていると損はないかもしれません。
2011年1月13日木曜日
寒中お見舞い申し上げます
ブログをご覧の皆様,寒中お見舞い申し上げます。
しばらく更新が滞っておりました。
子どもが生まれたばかりということで,最近は自宅にいるときの多くの時間が,子守をしていたり,家事をしていたりということで,落ち着いてパソコンの前に座ることが少なくなってしまいました。
何とか時間を作って更新していきたいとは思いますが,今年も改訂期ということで,更新が滞りがちになるかもしれません。
しかし,少しでも理科教材制作に携わっている方の一助となるブログになれるよう,がんばって更新していきたいと思いますので,本年もよろしくお願いいたします。
しばらく更新が滞っておりました。
子どもが生まれたばかりということで,最近は自宅にいるときの多くの時間が,子守をしていたり,家事をしていたりということで,落ち着いてパソコンの前に座ることが少なくなってしまいました。
何とか時間を作って更新していきたいとは思いますが,今年も改訂期ということで,更新が滞りがちになるかもしれません。
しかし,少しでも理科教材制作に携わっている方の一助となるブログになれるよう,がんばって更新していきたいと思いますので,本年もよろしくお願いいたします。
登録:
投稿 (Atom)