平成24年度からの教科書での変化について、少しずつまとめておこうと思います。
今回は、1年の最初に学習するであろう植物分野から。
裸子植物で、これまで花粉ぶくろ(袋)とかやく(葯)とか呼ばれていた部分が、新教科書では「花粉のう(嚢)」に統一されました。
教科書の展示本が出て驚かれた方も多かったと思います。
しかし、今思えば、移行措置でシダ植物が扱われたときに、「胞子のう」という用語が出たあたりで、袋状(嚢状)のものを「のう」と中学でも表現することを可としたのだと想像できます。
とはいっても、中学1年生の段階で、嚢状という言葉がどれほど実感できるかという点では、少々疑問も残りますが。
いずれにしても、平成24年度の1年生から花粉のうが扱われるので、それ以前の生徒は花粉ぶくろ、またはやくと学習しています。
そのため、あと2年間は、模試では旧用語で作成しなければなりませんし、だからといって新用語が間違いというわけでもないので、採点基準などを作成する際には、配慮が必要です。
2012年1月30日月曜日
半年振りの投稿
忙し過ぎた改訂期でしたが、教材制作に携わっている皆様は、どんな1年だったでしょうか。
1年を通して使用する教材が完成し、一段落したと思ったら、すぐに夏休み教材の制作に取り掛からねばならず、なかなか落ち着かない日々を過ごせない状況でしょうか。
私も、夏休み教材の制作をスタートしている傍ら、営業と同行で教材の販促をしたりと、なかなかゆっくりとした時間が取れません。
また、それ以上に、自宅で子供が起きている間は、パソコンにゆっくりと向かうこともままならず、小さな子供がいる中で自分の時間をつくることの難しさを実感する毎日です。
さて、中学の教科書が変わり、指導要領では大きな変化が予想されなかったところにおいても、用語や定義の変化などが見られ、少々戸惑いも出たかと思います。
そのようなところにおいても、また整理しておければと考えています。
1年を通して使用する教材が完成し、一段落したと思ったら、すぐに夏休み教材の制作に取り掛からねばならず、なかなか落ち着かない日々を過ごせない状況でしょうか。
私も、夏休み教材の制作をスタートしている傍ら、営業と同行で教材の販促をしたりと、なかなかゆっくりとした時間が取れません。
また、それ以上に、自宅で子供が起きている間は、パソコンにゆっくりと向かうこともままならず、小さな子供がいる中で自分の時間をつくることの難しさを実感する毎日です。
さて、中学の教科書が変わり、指導要領では大きな変化が予想されなかったところにおいても、用語や定義の変化などが見られ、少々戸惑いも出たかと思います。
そのようなところにおいても、また整理しておければと考えています。
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