日本語対応で簡単に差分が確認できるテキスト比較ツール「difff(デュフフ)」というものが,GIGAZINで紹介されていました。
http://gigazine.net/news/20120416-difff/
PDF上で差分をチェックできるソフトは,pageで紹介されていたり,独自で開発して業務で使用されていたりと,DTP関連会社さんでときどき耳にするようになりました。
しかし,編集部という半ばアナログの世界では,相変わらずアナログ的な作業も多い状況です。
そんなとき,この「difff」http://altair.dbcls.jp/difff/が役に立つかもしれません。
最近は出力紙を出してもらわずに,PDFで初校~校了まで済ませてしまう場合があります。
そんなときは,PDFからテキストデータだけを取り出して,difffにコピペすれば,多少は校正漏れが減るかもしれません。
とはいっても,複雑なレイアウトのDTPからテキストデータを何十ページ,何百ページと取り出すのは大変です。
使用する場面とすれば,オペレーターさんが戻し校に修正したというチェックが入っているものの,修正が反映されていない場合などではないでしょうか。
得てして,そのような場合は,修正指示をしていない場所,つまり修正する必要のない場所を間違って修正してしまっている場合があります。
そのような元々ミスではなかった場所が修正されていて,冷や汗を流した記憶のある方は,使用されてみてはいかがでしょうか。