編集の仕事をしていると,漢字の読みを気にすることが多くなります。
最近気になったのが「現場」の読みです。
昨日,泣き止まない子どもを抱っこしながらあやしつつ,相棒3の再放送を見ていました。
すると,杉下右京が「げんじょう」と発言しました。
そしてそのすぐあとの場面で,亀山薫が「げんば」と発言しました。
辞書で調べてみると,「げんじょう」でも「げんば」でもどちらでもよいようです。
しかし,なぜ杉下右京は「げんじょう」で,亀山薫は「げんば」だったのでしょうか。
理由がまったくわかりません。知っている方がいらしたら教えてください。
そういえば,昨年末のM1グランプリのピースのネタの中で,「雰囲気」を「ふいんき」という人がいるよねという話をしていました。
わたしは正しく「ふんいき」と言うタイプなので問題ないのですが,「ふいんき」としゃべるタイプの方は,ルビを振るときに間違えないように気をつけていただきたいものです。
まあ,10年仕事をしてきて「雰囲気」にルビを振る機会はなかったので,理科の仕事で出会う機会は少ないのでしょうが・・・。
しかしながら,「一段落」を「ひとだんらく」と読む人が多いのも,個人的には気になります。
正しくは「いちだんらく」です。
テレビを見ていると,ナレーションで「ひとだんらく」という人がときどきいるので,読むことがプロの方の中にも,間違って覚えてしまっていることが多い言葉なのかもしれません。
そういえば,「ひと段落」と書かれた書類を見たことがあるのですが,漢字のままであれば何も問題ないのに,どうしてひらがなで「ひと」としてしまったのか・・・。
いずれにしても,ルビや読みには,気をつけたいものです。