2010年10月25日月曜日

半角カタカナ

MSWord等で原稿を書いた場合,そのデータを組版さんに渡して,テキストデータとして使用していただくことがあります。

そのとき気をつけたいことに,半角カタカナの存在があります。

Wordで原稿を書く際に,どうしても文字が収まりきらない場合や,ときにはテキストボックスに文字を入れて示す場合などに文字があふれてしまう場合などがあると思います。

そんなとき,文章中にカタカナがあると,そのカタカナを半角カタカナで入力してWord上での原稿は済ませ,DTP上では全角カタカナにしてから“かな詰め”や“長体”等で対応させる場合があります。

このようなとき,文章中に半角カタカナが混ざっていれば,初校が上がったときにすぐ気づきますが,化学反応式中の化学式の下などに示している物質名が,あたかも長体50%のように存在していることがあります。

間違いではありませんが,やはり見栄えがよくないので修正したいですし,濁音や半濁音が混ざっていると,濁点や半濁点が1文字取りになっているので,違和感があります。

例えば「バリウム」の場合,実際は長体62.5%(62.5%×4=250)で済むところを,半角カタカナを用いてしまったことで濁点が1文字となり,結果として長体50%(50%×5=250)のように見えるといったことになります。
(言葉だと伝わりにくいでしょうか…)

いずれにしても,半角カタカナ(1バイトフォント)については,全角カタカナ(2バイトフォント)にするのが基本ですので,校正等では半角カタカナに対して違和感を持つようにしていただくとよいかと思います。