2013年9月8日日曜日

ネイティブデータ入稿時代

先の投稿で,現状はPDF入稿が多くを占めていることを書いたが,ネイティブデータ入稿時代のことも,少し書いておこうと思う。

私の場合は,12年ほど前からInDesignが出るまでの数年間は,QuarkXPress3.3Jないしは4.1Jの出力トラブルの洗礼を受けた人間である。

オフ入以降の話に絞ると,QuarkXPressのデータを印刷会社に入稿して,フィルム出力,および青焼きを出してもらうのだが,ここで何度もトラブルが起こったものだ。

まずはフォント。欧文フォントは同じ名前でも別物といったものが多々あるので,必ず入稿の際には,ネイティブデータと一緒に欧文フォントも印刷会社に入れる必要がある。しかし,オペレータさんがしょっちゅう入れ忘れる。以前同じフォントを渡したことがあるから大丈夫だと思って…というパターンがほとんどだったが,印刷会社からは不安だから,毎回入れて欲しいといわれる。(これは今でもそうだが…。)

次に多かったのが,サードパーティのプラグイン。最も被害を被ったのが下線革命というプラグインだったかな。
QuarkXPress上で下線を表現するのは面倒なのでプラグインを使用するのだが,オフ入時に印刷会社に渡し忘れたり,渡したのに印刷会社のほうで反映し忘れたりで,下線が入った部分以降すべての出力がおかしくなってしまったということが,何度かあった。
そのほか,記憶上では丸付き数字とか上付きや下付き文字だったかな。QuaekXPressのプラグインはあまり知らないが,初出の丸付き数字以降がすべておかしくなったことや,初出の下付き文字以降がすべて下付き文字サイズになってしまったりと,青焼きを見て愕然としたことは数度あった。
InDesignが出てこの不安から開放されるかと思いきや,初期のころは意外とトラブルがあった。記憶が正しいかどうか分からないが,丸付き数字でトラブルが出たことがある。その影響だと思うが,PDF入稿が常となった今でも,何となくプルーフチェックのときに丸付き数字に目が行ってしまう。

他にもいろいろとトラブルは起こっているはずだが,QuaekXPressから逃れられて既に6年以上も経つので,どんなトラブルが起こっていたかはほとんど忘れてしまった。

Illustratorで作ったリンクファイルのバージョンに伴うエラーもあったようななかったような…。記憶がだいぶ曖昧だ。

とりあえず,フォントがエンベットできるPDFで入稿できるようになったことで,フォントによるトラブルはだいぶなくなり,今は幸せ。
とはいっても,PDF入稿初期の頃は,PDFにフォントがエンベットできないというトラブルが時々あり,何度もPDFを出し直したこともあった。(今でも稀にそんな話を聞くが…)

いずれにしても,当時と比べれば,現状はトラブルがかなり少なくなったので,オフ入以降の作業は大幅に減ったが,どこかが楽になれば,楽だったはずのところが大変になるというのは世の常である。

機会があればそんな話題も書いてみようと思う。