10月30日(土)に,幕張メッセで行われている,東京モーターショー2009に行ってきました。
2007年にも行ったため,そのときと比較する形での見物となりましたが,やはり不況の影響はかなり出ていたようです。
まず,規模が前回に比べて,かなり小さくなっていました。
展示スペースも大幅に縮小された印象もありましたが,それ以上に輸入車のブースがほとんどないということに寂しさを感じました。
また,何とかホールの空きスペースを埋めようと,自動車メーカーやパーツメーカーなどのブースだけでは足りなかったためか,親子向けのイベント会場であったり,FMブースであったりと,本筋とは違うブースが目立ったのも,かえって寂しく感じました。
さて,今回のモーターショーは,ハイブリッドカーや電気自動車などによってエコを謳っているメーカーが多かったのですが,個人的にはいわゆるスポーツカーのほうが好きなので,前回の日産GT-Rがメインだったのにくらべて,少々盛り上がりに欠けました。
ところで,ホンダのFCXクラリティやトヨタのFCHVなどの燃料電池電気自動車も展示されていたようですが(この2台はあまりしっかり見ていませんでした…),この「燃料電池電気自動車」の表現が,数年前までは「燃料電池自動車」といわれることが多かったように思います。
しかし現在は,「電池」ということばを入れて「燃料電池電気自動車」,略して「FCEV」です。
理由はさだかではないですが,何となくトヨタとホンダ以外が「ハイブリッドカー」ではなく「電気自動車」の開発に重点を置いているため,「燃料電池自動車」も実質は「電気自動車」の1つであるため,「電気」ということばを入れたのかもしれません。
いずれにしましても,調べてはいませんが,教科書等で「燃料電池電気自動車」となっている可能性が高いので,それにあわせて「燃料電池電気自動車」で統一するようにしたほうがよいかと思います。