公立高校入試対策模擬試験,いわゆる県版模試です。
県版模試を作成する際は,過去の3年から5年の各県の入試問題を分析し,そして直近の入試に傾向を近づけて作成します。
この「分析」について,これから何回か記していきたいと思います。
とりあえずSTEP1
基礎中の基礎ですが,まずは大問数・小問数・枝問数などの基本的な数を把握します。
過去3~5年を見て,何問ずつ出されているかを把握します。
もちろん大問ごとの小問数や,小問ごとの枝問数なども把握します。
そして配点。それぞれの大問・小問・枝問がどのように配点されているか把握します。
続いて問題がどの範囲からどれだけずつ出題され,大問ごとに出題形式が決まっているか把握します。
物・化・生・地のバランス,学年のバランスなどを把握します。
という感じで,基礎中の基礎の数の把握です。
問題作成にとりかかるまでの道のりは,まだまだ険しく,この段階では,まだ靴すら履いていない状態です。
とりあえず,今回はここまでです。