東芝とインテルが,共同で教育用タブレットPCを開発し,発表しました。
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2010_07/pr_j0101.htm
本格的に,教育産業へのタブレットPCの導入が進んできているようです。
さて,スペックを見てみて気になるのは,その重量でしょうか。
1.8kgもあります。
児童・生徒にとって,1.8kgものPCを自宅と学校で往復させるには,少々重すぎるでしょう。
とりあえずこの製品は,校内での持ち運びのみを前提に考えているようですが,総務省がすべての教科書をデジタルにと謳っている以上,これからは自宅学習でも使用することを考える必要が出てくるのだと思います。
しかし,コストのことを考えると,HDDをSSDに変えるのは少々厳しいかもしれません。
とはいっても,2015年にもなれば,SSDのコストもかなり下がっているとは思いますので,4年後には同じ価格で1kgを切るような教育用タブレットPCが出ている可能性は高いと思われます。
だからといって,教科書をすべてデジタルにするという考えは,個人的には好きにはなれません。
子供が小さいうち,できれば小学生のうちは,パソコンではなく,紙と実体験で学習して欲しいと考えます。
パソコンによる学習は,それからでも遅くないと思いますが,いかがでしょうか。