新学習指導要領では,周期表を扱うことになっています。
その周期表についてどこまで扱うことになるかは想像の域を出ませんが,周期表を教材等で載せる場合,原子量も載せるかどうかで迷うことが出てくるかもしれません。
原子量は,同位体の相対質量や存在比などによって決まっていますが,それらが変わるなどの理由からなのか,ときどき変更があります。
最新の原子量については理科年表にも載っていますが,IUPAC関連のサイトにも最新の原子量が掲載されています。
http://www.chem.qmul.ac.uk/iupac/AtWt/
112番元素のコペルニシウムなども,ここであればちゃんと扱われています。
それにしても,周期表を扱うのであれば元素についても説明しないといけないと思うのですが,新指導要領において元素はどうなるのでしょうか。
これまでのように原子だけだと,表現の限界があるような気もします。
いずれにしても,新しい教科書が楽しみです。