最近は,校正紙をPDFにしてメールで送受信したり,印刷所への入稿をPDFで行ったりと,PDFデータを扱うことが多くなっています。
そんなPDFデータを閲覧するとき,Adobe Readerを使用されている方も多いと思いますが,多くのPDFファイルを同時に開いていると,パソコンの動きが遅くなったりといったことはありませんか?
ハイスペックのパソコンであれば苦にはならないかもしれませんが,会社のパソコンは自分で選べないので,自分の使いたいスペックよりも低スペックの環境で仕事をせざるを得ない方もいるかもしれません。
そんなパソコンでいくつものPDFファイルをAdobe Readerで開いていると,開いたファイル数だけメモリを消費してしまうので,動作が遅くなってしまします。
一昔前は,Internet Exploreがその状態を引き起こすので,それを嫌う人はタブブラウザを使うようになり,いまではほとんどのWebブラウザがタブブラウザとなりました。
タブブラウザとは,1つのアプリケーションの中で,複数のサイトを開くことができ,タブでサイトをチェンジさせるブラウザのことです。
Adobe Readerでも同じことができればいいのにと思っていていたのですが,なかなかそのようなバージョンアップがされません。
そこで,最近はPDF-XChange ViewerというアプリケーションでPDFを見るようになりました。
http://www.tracker-software.com/product/downloads?key=044bcde3c09c642567f0a78eda788f68
これは複数のファイルをタブで切り替えることができるので,複数のPDfファイルを開いてもメモリを圧迫しません。
同じような不満をお持ちの方は,フリーソフトなので試してみてはいかがでしょうか。