改訂期…,忙しいですね。
平日にブログを書く時間をなかなかとれません。
これから2年続く改訂作業。
まだまだ先が長いですが,息を切らさず頑張りたいものです。
さて,今日の話題は,IMEの変換についてです。
漢字の送りがなの統一は,書籍を作る上では重要です。
内容の本質ではありませんが,送りがなの表記がばらけていると読みにくく,みっともなくもあります。
そんな送りがなには,本則と通則というのがあります。
例えば「あらわす」。本則では「表す」ですが,通則として「表わす」もよしとしています。
そうはいっても,教材においては,本則で表記するのが基本でしょう。
しかし,パソコンで原稿を書いていると,頭では「表す」と思っていても,変換ミスで「表わす」となってしまうこともあるでしょう。
そんな変換ミスを校正で消していくのもよいですが,それよりも原稿段階で変換ミスを減らす方法があればよいとはおもいませんか。
IMEでは,標準で本則と通則をあわせた「全部」を変換候補として表示する設定となっています。
この設定を「本則」にしておけば,本則のみが変換候補として出てくることになります。
このように日本語入力システムの設定をちょっといじるだけで,無駄な労力を減らすことができます。