公立高校入試の移行措置状況の確認が終わりました。
詳細を載せることはできませんが,出題率や配点等,かなり高い割合で移行措置内容が出題されていました。
さて,全国で見た出題率は約80%の都道府県で移行措置内容が扱われていました。
分野ごとの出題率は,およそ次の通りでした。
仕 事・・・28%
イオン・・・47%
遺 伝・・・28%
月 ・・・47%
分析の仕方によって数値は多少変わると思いますが,おおよそこのような感じであると思われます。
傾向としては,現行の指導要領に組み込みやすかったイオンと,日食という話題にしやすいテーマがあった月の内容の出題率が高かったといえます。
今年の傾向から,来年も同じように移行措置内容がたくさん出るだろうとも考えられるし,逆に,来年は落ち着いて,出題率が下がるだろうという考え方もできるかもしれません。
いずれにしても,昨年は補足程度に移行措置内容をやっていたような学校等でも,この入試の出題状況から,今年はしっかりやらなければならないな…という環境が芽生えるだろうと思われます。