2010年5月7日金曜日

セロハンテープとステープラー

教材に限らず,セロハンテープとステープラーが紙面上に出てくることはあると思います。

このセロハンテープとステープラーという表記ですが,注意が必要です。

日常会話では,セロハンテープのことを「セロテープ」ということがあると思います。

この「セロテープ」という表記は,ニチバン株式会社の商標です。

そのため,教材上では「セロハンテープ」と表記する必要があります。

では,ステープラーはどうでしょうか。

人によってはあまり聞きなれない名称かもしれませんが,ホッチキスのことです。

ここで取り上げたので「ホッチキス」が商標かと思われるかもしれませんが,現在,文房具分野での商標は失効しているようです。

そのため,「ホッチキス」と用いてもよいのですが,英語での一般名称がステープラーであるため,教材では「ステープラー」を用いたほうがよいでしょう。

なお,JIS企画上での表記は「ステープラ」と,最後の音引きはつけないようです。