2010年3月29日月曜日

富士山

東京書籍の現行教科書の2分野上に,発展「科学のとびら」で,富士山の断面の想像図が描かれています。

その図では,富士山は「富士山」「古富士火山」「小御岳火山」と3段階構造であったというように示されています。(文章では示されていませんが…)

さて,この3段階構造ですが,現在では4段階構造であると考えられています。

Wikipediaには,『東京大学地震研究所が2004年4月に行ったボーリング調査によって、小御岳の下にさらに古い山体があることが判明した。この第4の山体は「先小御岳」と名付けられた。』と記されています。

つまり,「先小御岳」「小御岳」「古富士」「新富士」の4段階構造となります。

軽く記憶の片隅にでも入れておくとよいかもしれません。