学習指導要領の改訂にともない,指導要録における学習評価の検討もされています。
教材ごとの特性もありますので,すべての教材において学習評価まで検討すべきかどうかという議論はありますが,世の中の動きの一つとしてブログに記しておきます。
現在の生徒指導要録の中学理科における学習の記録は,以下の4つの観点で評価されています。
・自然事象への関心・意欲・態度
・科学的な思考
・観察・実験の技能・表現
・科自然事象についての知識・理解
これらが適切な評価規準であるかどうか,また先生方に浸透しているかどうかなどが検討されており,「審議の中間まとめ」が2月12日に公示され,3月5日まで意見が公募されていました。
(詳細は以下のURL)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=185000457&OBJCD=&GROUP=
上記URL中にリンクされている「児童生徒の学習評価の在り方に関するワーキンググループにおける審議の中間まとめ」のPDFに改正案について記されており,中学理科は以下の4観点となっています。
・自然事象への関心・意欲・態度
・科学的な思考・表現
・観察・実験の技能
・科自然事象についての知識・理解
変更されている場所は「表現」の位置です。
(詳細は本文をご覧ください)
意見公募も踏まえて最終決定が4月にはされるのだと思います。
評価も踏まえた教材作りを検討するにあたり,最終決定を見るだけではなく,このような審議の中間まとめも大変勉強になります。