チリ地震に伴う,津波警報・注意報が解除されました。
日本における被害は小さく済みましたが,チリ現地では甚大な被害が出ているもようです。
あらためて地震の恐ろしさを感じます。
また,津波は気象庁の予測よりは小さく済みました。
この予測が過大だったことについて気象庁が謝罪していたり,一部批判が出たりしているようですが,過小予測だったときのほうが大問題だったと思います。
水の力の恐ろしさは,体験してからでは遅すぎます。
「津波」という文字だけみると,それほどすごいようには見えませんが,実際は膨大な水の塊が押し寄せてきます。
そう思えば,ほんの数十センチの津波でも,大変なエネルギーの押し寄せだと感じるはずです。
そのような意味でも,今回の気象庁の予測は,わたしとしては問題なかったのではないかと思います。
ただ,人的被害は小さかったようですが,漁業・養殖等への被害は出ているようです。
津波警報・注意報が解除されて報道も激減しましたが,このような水産業への津波の影響も,大きく取り上げてもらいたいものです。
また,理科教材を制作する立場として,津波の恐ろしさをしっかりと伝えられるような表現をしていきたいと感じました。