再結晶の用語の定義について,以前取り上げました。
さて,そんな再結晶という用語が,実際の高校入試ではどのように取り扱われているのでしょうか。
とりあえず,今年の鳥取の入試問題で再結晶の用語を答えさせる問題が出されました。
設問は次の通りです。
『実験のように,物質をいったん水にとかし,溶液の温度を下げたり,溶媒を蒸発させたりして物質をとり出す操作を何というか,答えなさい。』
というわけで,蒸発も再結晶に含めており,教科書に忠実な設問でした。
公立高校入試は地域で採択されている教科書に忠実であるべきなので,このようになるのでしょう。