2009年9月27日日曜日

gの話

アルファベットの g には,フォントによって,通称メガネ g と呼ばれるものと,手書きと同じ雰囲気の g があります。(以下,メガネ g と,手書き g と表現します)



一般書などの編集では意識する必要はほとんどないかもしれませんが,中学校の教材では,多少意識したほうがよいかもしれません。

なお,小学校ではアルファベットは極力使わず,使っても大文字でA,B,C…程度,高校教材ではそれほど意識しなくてもよいかもしれません。

しかしながら,中学入試対策となると,同じ小学生といえどアルファベットの使用も多少増えてきて,変数を表すアルファベットをイタリックにする機会なども出てきます。

さて,話を g に戻します。
本文は明朝体にすることが多く,明朝体の g はメガネ g が一般的です。

しかし,理科の教材では図中の文字をゴシック体にすることが多く,ゴシック体には種類によって,メガネ g のものと 手書き g のものがあります。

このとき,図中に使われるゴシック体の g が手書き g であった場合,本文中の明朝体のメガネ g と雰囲気が変わってしまいます。

教材の統一事項によっては,本文中の図中に使用されている記号類は,図中と同じフォントを使用するということがあります。そのような場合はメガネ g であろうが手書き g であろうが,同じデザインなので問題ありません。

しかし,本文中の記号類もすべて明朝体で統一し,図中はすべてゴシック体ということも多々あります。

そのようなときにメガネ g と手書き g が混在した場合どうしますか?

これは編集者次第ということなのですが,個人的にはメガネ g で統一したいですね。

ゴシック体にもメガネ g のものは多々ありますので,他のフォントで代替するなりして,本文中の明朝体のメガネ g と雰囲気をそろえます。

たいした問題ではないような気がしますが,教材という性格上,多少は意識したいですね。