2010年2月8日月曜日

なぜ小学校教師は「理科嫌い」なのか【産経ニュース】

一つ前の話の続きですが,同じく総合初等教育研究所の研究発表に関する記事で,『なぜ小学校教師は「理科嫌い」なのか』というのがありました。

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100205/edc1002052130007-n1.htm

この記事の最後に,『教科書についても「理科指導を得意とする玄人好みの作りで、実験上の安全対策の記述も薄い。』と書かれています。

確かに,小学校の教科書は文章も少なく,子どもたちが教科書を読んで理解できたり,先生方が教科書だけで指導をするのは難しいかと思います。

ただし,先生のためには指導書もありますし,それも不十分だと思う先生は,自分で調べたらよいのではないかと私は思います。

先生方が理科だけに時間をとれるわけでもなく,すごい大変な仕事だということは十分にわかってはいます。

しかしそれでも,科学に対する興味を自分から持っていただいて,少しでも子どもたちに科学の面白さを伝えて欲しいと思うのは理系出身者だからでしょうか。


また,この記事から教材制作をする立場として思うのは,今は子どもたちだけでなく先生方も理科に興味をもっていただけるようにしなければならないのだということです。

そうすることで,科学好きになる可能性のある子供を少しでも多くすることができればと思います。