マツの図版において,マツカサ(2年前に受粉した雌花)と前年に受粉した雌花の位置関係が気になります。
東書の2分野上の教科書の図や写真が分かりやすいので,それをご覧ください。
前年に受粉した雌花の上には雄花があります。
その少し上のほうに雌花があります。
つまり,前年に受粉した雌花と新しい雌花は,距離的な間隔が少しあります。
同じように,マツカサ(2年前に受粉した雌花)と前年に受粉した雌花も1年の間隔があるので,ある程度の距離的な間隔が必要です。
しかし,前年に受粉した雌花とマツカサの距離的な間隔がほとんどない図版をちらほらみかけます。
マツの種類等によっていろいろあるのかもしれません。
実際に私も,じっくりマツを見ながらこのブログを書いているわけではないので,自信はありません。
しかし,普通に考えれば,距離が離れていると思うのです。
今度マツを見る機会があれば,忘れずに見ておきたいと思いますが,頭の片隅にでも入れておいていただくとよいかと思います。